「すぐやるチーム」をつくるたった1つの考え方
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部下がミスを犯したとき、あなたは部下に対してどのように対処しますか。上司の対応しだいでは、部下は不満や不信感を募らせ、最悪辞めていくか、あるいはミスを隠すようになります。ドクターシーラボなどで社長を経験し、現在は経営コンサルタントとして活動する池本克之氏が、新著『「すぐやるチーム」をつくるたった1つの考え方』の中から、ミスした部下に対してどうマネジメントするべきかをお教えします。

部下のミスに対して
上司はどう対処するべきか

「すぐやるチーム」をつくるうえで、「ミスとどう向き合うか」は大事なポイントです。部下が過度にミスを恐れていると、仕事がなかなか前に進んでいきません。逆に、ミスをまったく気にせず好き勝手に動いていると、大きなトラブルに直面して、仕事がストップしてしまう可能性があります。

 たとえば「いくら叱っても、ミスが減らないからお金で解決しようと思う」といっていた社長さんがいます。「ミス一回につき罰金いくら」と決めて、給料から引くことにしたいというのです。

 これは法律に抵触する恐れがあるので、やってはいけません。それに罰金を科したところでミスが減るかというと、はなはだ疑問です。

 誰しも罰金は払いたくないので、「なんとかしてミスを隠そう」という状況をつくり出してしまう恐れがあります。