グレード構成は、標準、カスタムともG、L、Lターボの3グレード。標準には乗降性を高めた助手席回転シート仕様を設定する。ボディカラーは標準シリーズがモノトーン9色、ルーフカラーが異なる2トーン4種の13タイプ。カスタムはモノトーン7色、ツートン4種の11タイプ。

エクステリア&インテリア

 新型は、「暮らしになじむデザイン」をコンセプトに造形。各ボディパネルに張りを持たせ、あえてキャラクターラインを排除し、“シンプルな新しさ”を追求した。ボディサイズは全長×全幅×全高3395×1475×1675mm(標準車・FF)。全高はN ―BOXと比較すると115mm低く、ライバルとなる日産デイズ(1640mm)より35mm高い。なおカスタムの全高が1705mm(FF)と高いのは、ルーフ後端に軽自動車初のドルフィンアンテナを装着しているため。実質的なルーフ高は標準車と変わらない。

 標準とカスタムの大きな相違点はフロント回り。標準シリーズは丸型ヘッドライトとスクエア形状グリルの組み合わせ。カスタムはLEDヘッドライトとビレットイメージのメッキグリルで精悍な雰囲気にまとめた。ヘッドライトは標準車の自然吸気がハロゲン、ターボはLED。カスタムは全車9灯式LEDとシーケンシャルウインカーのセットになる。

 ホイールは標準が14インチスチール+ホイールキャップ、カスタムはアルミ標準。自然吸気が14インチ、ターボは15インチサイズを装着する。

 インテリアは広さと心地よさを追求。スクエア設計の開放的な空間に大型シートを配置。誰もがくつろげる室内を目指した。インパネはドライバー正面に3連メーター、中央に8インチナビ(ディーラーop)と空調コントロールをレイアウト。室内各部には多彩な収納スペースを用意した。

 室内カラー基調色は、標準車がブラウン、カスタムはブラック。シートは標準がソファのような優しい座り心地のジャージー張り。カスタムはサポート性を高めた起毛調トリコット。ターボはプライムスムース(合成皮革)とのコンビ仕様となる。

 後席は全車、前後スライドとリクライニング機能付き。下側には、従来モデルで好評だった傘や靴を収納できるトレイを用意する。新型はトレイが簡単に脱着できる構造となり、汚れた場合にすぐに洗える。

 新型のセールスポイントはドライビングポジションの見直し。ステアリングにはチルト機能に加え、軽自動車初のテレスコピック機構(前後30mm)を追加。運転席のハイトアジャスター(50mm)と相まって、多彩な体格のドライバーに最適な運転姿勢を提供する。ペダルのレイアウトも改善し、操作性をリファインした。さらに電動パワーステアリングのアシスト量制御は、舵角センサーの実測値をベースに決定する方式に変更。ステアリングフィールは「一段とリニアで安心感が高まった」という。

 ラゲッジスペースの使い勝手も向上した。新型は荷室フロアを大幅に低床化。荷室を上下2段に区切れるボードがあり、多彩なユーティリティを実現する。荷室下段にペットボトルなどの重い荷物を収納したうえで、上段にはショッピング用Myカゴが2個並べられる。使用シーンに応じて最適な荷室スペースが作れる。後席のスライド位置は荷室側から調整できる。