良い変化も悪い変化も受け入れる
「余裕」が大事

 運動、食事、日々のお手入れ…なかなか、池さんの境地にまで達するのは道のりが険しそうですが、今なにも運動習慣がない人が池さんのようになるのは難しいのでしょうか。池さんは、まず1つアクションを起こすだけでも十分だと話します。

「腹筋をする、走る、ジムに行く、何でも良い。運動をする時間がなかったら、座っているときの姿勢に気をつけるだけでも良い。意識すれば、どこでも筋トレはできます。まずは実践してみて、そこで学んで、PDCAを重ねるのです。僕自身も終わりなき学びの最中ですから」

 そんな池さんは、1日の中で最小値が出る朝に体重計に乗ることをやめたそう。良いときだけ計測するのではなく、そうでないときにも乗って、変化を見ることも大切だと思うようになったからです。

「最近、株もビジネスも筋トレも変わらないと思ったんです。良いときも悪いときも受け入れて、余裕を持つことが必要だと思います」

 53歳にして「自分史上最高のカラダ」を更新し続けている池さんは、成長には終わりがないことを体現していました。

(栄養士・食事カウンセラー 笠井奈津子)