お金を払わず、逆に処分代として、売主さんから200万円をもらったものもあります。
なぜ、こんなことができるのかというと「誰も買わないし、誰も借りない」と思われている物件だからです。
人口減少時代でも
意外なニーズが潜んでいる
人口減少が進み、空き家問題が全国に広がる中で、家の値段はどんどん安くなっています。その一方で、あまり知られていませんが、日本には「ボロでもいいから、安ければ住みたい」「どんなボロボロでも、自分の希望する場所なら住みたい」という人が存在するのです。
つまり、人にとっては「タダでもいらないもの」「お金を払ってでも処分したいもの」を使って、僕はお金を稼いでいるわけです。ここに歪みがあります。
自己肯定感が高い僕は、どんな困難にも挑戦する心が培われているため、物件がボロければボロいほど、その物件に入居者をつける方法はないかと考え、どんどん燃えていきます。
1件1件では大きく儲からないかもしれませんが、このボロを圧倒的な量とスピードで買うことで、僕はサラリーマンをリタイアすることができました。
誰も買わないものを独自の手法で商品化することによって、僕は自由を手に入れたのです。
みんながやりたがらないことにこそ価値があります。