そのときに気づきました。
完璧に直さなくても、貸し出しができるな!
入居希望者を見つけてから物件を探す
オンデマンド投資
最初は8割くらいリフォームが終わった物件を、「これで、よかったらどうぞ」と貸していたのですが、最終的にはまったく直さずに「ここしかありません。ここでよかったら住んでください」と説明し、それでもいいと言う人に住んでもらうようになりました。
残置物がいっぱいある物件でも、もうそのまま貸しています。入居者の方にゴミ捨てをしてもらっています。
家賃は一軒家で2万円など、周囲の家賃相場の半額以下の超激安です。
いわゆる、Win‐Winの関係です。
僕が家を買うスピードよりも、入居希望者が現れるほうが早いので、いまでは入居者を見つけてから家を買うというオンデマンド型の賃貸経営をしています。
つまり、ボロボロの空き家状態のままでも、家賃が安ければ住みたいというニーズがそれなりにあるのです。
この需要が一定数あるにもかかわらず、空き家を直さずにそのまま貸すという話は、僕以外ではあまり聞いたことがありません。そのような物件を安く借りる層は、滞納のリスクなどがあるので、ほかの大家さんはやらないのでしょう。
僕はお風呂がない家を月2万円で貸しています。
「いまどき、お風呂がない家なんて借りる人はいないでしょう?」と言われますが、そんなことはありません。みんな勝手に「これが常識だ」と思い込んで、挑戦しないで終わっているだけなのです。