2020年米大統領選に向け15日開かれた民主党の候補者討論会では、世論調査で支持率を伸ばしているエリザベス・ウォーレン上院議員(民主党、マサチューセッツ州)が最有力候補の扱いを受けた。討論会ではウォーレン氏の掲げる政策を巡り、他の候補者が問い詰める展開となった。討論会には12人の候補者が参加。バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)が心筋梗塞を起こした後、初の開催となった。前回の討論会以降、ドナルド・トランプ米大統領に対する下院の弾劾調査が開始され、ジョー・バイデン前副大統領の息子のビジネス上の行動も追及されている。以下、討論会のヤマ場を振り返る。