日産スカイライン400R 日産スカイライン400R パワーウエイトレシオ4.35kg/㎰を誇る4ドアFRスポーツ パフォーマンスはメルセデスAMG・C43・4マチック(959万円)やBMW・M340i・xドライブ(962万円)に迫る Photo by Akihiko Kokubo

“スポーツ”と“先進”の2枚看板を掲げて──、“INFINITI”から“NISSAN”にエンブレムが変わり、憧れの“スカG”が帰ってきた!スポーツの代表はスカイライン史上最強の405ps・3リットルツインターボを搭載した400R。先進は、ハンズオフ走行を実現したプロパイロット2.0が標準のハイブリッドが牽引する。

スカイライン 400R
フレッシュV6ツインターボ

 最新13thスカイラインは、2013年末のデビュー以来、最大級となるリファインが施され7月に発表。9月から販売が開始された。“日産車らしい表情”を強調したフロントマスクを採用するなど、見た目の変更ポイントは多い。その中で話題のハイライトは、ハイブリッドモデルに標準採用された“世界初の先進運転支援技術”という高速道路上での一部ハンズオフ走行を可能とした、プロパイロット2.0にあることは間違いない。

 一方、インフィニティ・ブランドで販売する海外用Q50には搭載されていたが、日本で未設定だった最新のツインターボ付き3リットル・V6エンジン車がデビューした点も見逃せない。試乗車の400Rは、グレード名の由来でもある400psオーバーの強心臓を搭載した、スカイライン史上最強の1台だ。