とはいえ、不倫騒動の直後は、この件について妻となかなか突っ込んだ話ができませんでした。しばらく時がたった後、恐る恐る本人に真意をきいてみたところ、私と妻が付き合い始めてから今までの行いによって、妻は「離婚しない」という判断を当然のようにしたそうなのです。

 私は自分の行動を常に意識的に考えているわけではないのですが、冷静に考えてみると、なるほどこれが「夫婦円満の秘訣」なのかと思うことがいくつか思い浮かんできました。

 もちろん、私の起こした騒動を肯定するつもりは全くありません。しかし、このようなことがあっても揺るがない夫婦関係を築けた理由をお伝えすることが、多少でもお役に立つならと思い、せんえつながら、ご紹介したいと思います。

親しき中にも礼儀
正しいオナラの仕方

 昔から「親しき中にも礼儀あり」といいます。

 うまい表現をしているなと思います。夫婦はそもそも別人です。育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めません。夏が嫌いな人、セロリが好きな人など、さまざまです。そういう一つ一つの違いを尊重するところがスタートラインなのだと思っています。

 この「最低限の礼儀をわきまえる」ということは、言い換えれば、人を尊重することだと思います。

 わかりやすい例で話しましょう。

 例えば、オナラです。

 私は男兄弟の末っ子として育ちました。さらに学校が男子校でもあり荒々しく育ってきたので、比較的豪快にオナラをします。それが当たり前だと思っていました。