つまり、ビジネスマンの多くが「ムダで、時間が長く、頻度の多い会議」に悩んでいるのです。

 僕が在籍していたトーマツでは、クライアントの規模によってチームの編成人数も変わります。

 たとえば、年商3千億円規模の大手製造業であれば、10人以上のチーム編成になります。一方、学校法人のような会計内容がシンプルなところは、2、3人のチーム編成でした。

 したがって、会議も2、3人のものから、10人以上のものまで、さまざまな人数になりました。その経験から、参加人数が多いほど、ムダな会議になることを実感したのです。

 ただ、会議自体はけっしてムダなものではありません。「会議のための会議」、つまり「ムダな会議」がムダなだけです。

会議は6人以上になると
「話し手」と「聞き手」に分かれる

 稼ぐ話がなされる「稼ぐ会議」には、いくつかコツがあります。

「稼ぐ会議」の最初のコツは、「会議は少人数で行なう」ということ。「少人数」とは、ズバリ「5人以下」。「6人以上の会議」はすべてムダ。「6人以上の会議」で稼ぐ話が飛び交うことはまずありません。

 なぜなら、6人以上になると、どうしても当事者意識が薄れてくるからです。「話し手」と「聞き手」が何となく分かれるようになり、会議とは名ばかりの「報告会」もしくは「演説会」になるわけです。

「稼ぐ話」がなかなか出てこないので、会議がどうしても長くなりますし、頻度も多くなる。

 まさに負のスパイラル。

 ただ、会議の参加人数を「5人以下」にするだけで、正のスパイラルになるのです。