全世界でシリーズ累計100万部超のベストセラー『ブレイン・ルール』の第2作目にあたる『100万人が信頼した脳科学者の絶対に賢い子になる子育てバイブル』がついに日本上陸。「賢く幸せな子になってほしい」と願うすべての親のために、科学的に何度も「正しい」と認められた子育ての手法だけが紹介されている。本連載では同書より特別に一部を公開する。

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親の「話しかけ方」で「賢さ」は変わる

 言葉と賢さとの関係は、かなり立ちいった調査を通じてあきらかになった。ある研究では、調査員がひとつの家庭を毎月、3年にわたって訪問し、両親と子どもたちがかわす言語コミュニケーションをさまざまな側面から観察し、記録に残した。語彙の量、種類、語彙が増える割合、言葉のやりとりの頻度、会話にこめられている感情の度合いなどを観察したうえで、最後にはIQテストも実施した。

 これを40以上の家庭でおこない、さらにその数年後には追跡調査も実施した。この驚くほどに徹底した調査を詳細に分析したところ、二つの事実が浮かびあがってきた。

言葉の種類と数、どちらもたいせつだ。

話すと、子どものIQが向上する。

 親が子どもに話しかけるほど、たとえ生後間もない新生児であっても、子どもの言語能力は向上し、向上するスピードも上がる。1時間に2100語を使うといいらしい。

 話す単語(名詞、動詞、形容詞などのほかにも、ある程度の長さがある複雑なフレーズや文を含む)の種類もまた、会話にでてくる単語の数と同様に重要だ。肯定的な反応をたくさん示すのもいい。

 言葉を使ってやりとりをしていれば、自然と言語能力を伸ばすことができるのだ。赤ちゃんをよく見て、口にしている言葉を真似よう。笑い声や顔の表情も真似してみよう。赤ちゃんが自分なりの言葉を発しようとしていたら、大げさに反応しよう。