全世界でシリーズ累計100万部超のベストセラー『ブレイン・ルール』の第2作目にあたる『100万人が信頼した脳科学者の絶対に賢い子になる子育てバイブル』がついに日本上陸。「賢く幸せな子になってほしい」と願うすべての親のために、科学的に何度も「正しい」と認められた子育ての手法だけが紹介されている。本連載では同書より特別に一部を公開する。

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「賢い脳」はどんなふうに見えるのか

 赤ちゃんの脳のなかをのぞき込めるとしたら、将来、その子がすばらしい知能を開花させる予兆を目にすることができるのだろうか? 脳の複雑に入り組んだ構造のなかで、知能はどんなふうに見えるのだろう?

 そうした疑問に答えるためのひとつの手法は、頭脳明晰な人たちが亡くなったあと、その脳を実際に観察し、神経系の構造に知能の手がかりをさがすことだ。科学者たちはこうした観察を、ドイツの数学者カール・ガウスから、ソ連の初代指導者ウラジーミル・レーニンまで、さまざまな人たちの脳でおこなってきた。

 そしてアルベルト・アインシュタインの脳を研究したところ、驚愕の事実が判明したのである。

 アインシュタインは1955年、ニュージャージー州プリンストン病院で亡くなった。

 脳の組織が系統立った手法で研究されることになり、いよいよアインシュタインという天才の秘密があきらかになるのではと、科学者たちは胸を高鳴らせた。

 その結果、なにがわかったのだろう? 

 なにより驚いたのは、そこには驚くべき発見がなにもないことだった。