・収入の半分は投資に回そう。借金をしていなければ十分に可能。

・収入の多くを貯蓄に回す利点は、投資を増やすだけでなく、控えめに暮らす方法も身につくことにある。

・株式市場は投資する有力な市場だが、激しく上昇、下降することも忘れずに。そういうものだ。下がったらもっと買おう。

・ただし、下がったときに買うことはとても難しい。まわりの人々もニュースもパニックに陥り、誰もが「売れ」と叫んでしまう。

・メディアの人々の中には将来を予想できるという人もいるが、先のことは誰にもわからない。みんな妄想に駆られているだけ。無視しよう。

・投資額の4%で1年を暮らせれば、経済的に自立しているといえる。

 並べてみるとシンプルで明白だと思いますが、私はこれらの考えを長い間苦労して学びました。

 私は苦労して得たことを娘に伝えたくて、娘への手紙を書きました。何がうまくいくか、どこに宝物が眠っているか、そして、それを見つけることがどんなにシンプルであるか、またシンプルであるべきか。

 娘が平坦な道を踏み外すことなく歩んで、経済的な自由を早く楽に実現できることを願っていました。この本を手に取ってくれたあなたにも同じことを願っています。