「再生可能エネルギーへのシフトを見据えた本物…そこへ投資することしか、人類に残された手段はありません」―そう話すのは、ボルボ・カーズのホーカン・サムエルソンCEO。そうして2019年、同社初となる100%電気自動車の発表を行ったボルボ・カーズ。電気自動車化を推し進める今後の取り組みについて、同社CEOに聞きました。
2017年にボルボ・カーズ(以下ボルボ)は、将来的に発表するすべてのクルマの動力を電気モーターにすることを宣言しました。
現在ボルボは、「2025年までに二酸化炭素の排出量を40%削減する」という電動化戦略を進めています。それに合わせて、同じく2025年までに「インターナル・コンバージョン・エンジン」から「総電動パワートレイン」へと全面的に移行し、営業収益の半分をEV(電気自動車)とする目標を掲げました。