夫婦のバレンタイン事情とは?
夫婦のバレンタイン事情とは?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

結婚してそこそこの年数がたってからもウキウキとした気持ちでバレンタインチョコを夫に渡し、夫もニコニコと受け取る。そんな夫婦がいたら、愛情をオープンにすることの少ないこの日本では、なかなか珍しいのではないだろうか。夫婦間のチョコ事情について考察してみた。(取材・文/フリーライター 武藤弘樹)

夫婦間のバレンタインチョコ
どのように味わうか

 バレンタインは未婚の人に向けたイベントではあるまいか。お互いの気持ちがわからない段階でのチョコをあげたりもらったりという駆け引きは、心ときめくものがある。晴れて相思相愛となった段階で用いられるチョコは、お互いの気持ちを再確認できる甘ったるさがある。

 では夫婦間のバレンタインはというと、「相思相愛」などという単語を持ち出すのが滑稽に感じられるほど互いの存在に慣れすぎていて、もしかしたら大きい意味では相思相愛なのかもしれないが、熟しきってしまった関係性においてチョコに特別な意味合いを持たせるのは難しいのではないか。

 世の既婚者たちは、ともすれば形骸化してしまいそうな“夫婦間のバレンタイン”というイベントにどのように向き合っているのであろうか。