会議には誰が魂を込めるのか

『全員経営者マインドセット』
吉田行宏さんの提唱する会議法については、著書『全員経営者マインドセット』や動画『奇跡の会議』で詳しく解説している

 今回を含め、3回シリーズの「ムダな会議撲滅法」をまとめると、

1)第1回「決まっている人しか発言しない」
→参加者の心理的安全性を確保し、意見を活性化させる「全員アウトプット法」を行う。

2)第2回「だらだら何も決まらない」
「いつまでに、誰が決めるかを決める」を事前に明確にする。

3)第3回「決まったことが実行されない」
「会議とは、火中の栗を拾いに行くために行う」と全員が認識する。

 となる。

 この3つで会議の課題が全て解決できるとまでは言わないが、今まで習慣や惰性で、ほとんどやり方を変えずに、ムダだと感じる会議を継続しているのであれば、ぜひこれらの方法を試してほしい。

「どうせ、メンバーは主体的に発言しない」
「社長やリーダーが変わらなければ、自分たちには何もできない」

 と、まだ考えている人も多いだろう。

 しかし、形式的で形骸化した会議を、魂がこもったものにできるのは、「会議」という船に乗っている乗組員全員の当事者意識と、小さな変革への挑戦心なのである。「社長やリーダーが変わらなくても、まず自分から」という考え方もまた、社内の「火中の栗を拾う」ことなのだ。

 会社やチーム、そして皆さんの人生にとって時間は本当に貴重な資源なので、1分足りともムダにしないで有効に活用していただきたい。

(アイランドクレア代表取締役 吉田行宏)