「とにかく合格したい!」「成績を上げたい!」と目標を持って勉強に励んでいても、こんな悩みにぶつかるでしょう。「続かない!」。どんなにいいやり方を手に入れたとしても、続かなければ意味がありません。勉強とは「すべり台」です。勉強ができる人は階段をささっと駆け上がって、一気にすべるイメージを持っています。それが「学びの自動化」です。すべり台に「すべって楽しむおもしろさ」と「勝手に進むラクラク」があるように、勉強も始めたら止まらなくなるのです。
『偏差値95の勉強法 頭のいい人が知っている「学びを自動化する技術」』には、「没頭力(自らのめり込む)」「論理力(文脈で考えられる)」「記憶力(つながりで覚えられる)」が同時に手に入る勉強法を収録。さらに「没頭力」を発揮することで、「最短で結果が出る」「1日が27時間になる」「努力を努力と思わなくなる」のです。勉強にハマる要素は、たくさんあります。学びの楽しさを実感し、目標を達成できる勉強法を手に入れてください。

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頭のいい人は一度腹に落としてから
先に進む

 覚えたいことがすぐにスッと記憶できたらいいとは思いませんか。

 しかもそれをずっと覚えていられて、テストでいい点が取れるのだとしたら、楽しくていつまででも勉強を続けていられるでしょう。

 そんな夢のようなことを実現する方法があります。

 しかも、たった5分で実現できるのです。

 勉強ができない人を見ていると、問題を解いて答えを見たら、それで終わりにしてしまっているケースがとても多いようです。

 頭のいい人はそこで終わらせず、もう一度振り返り、腹に落としてから先に進んでいます。

「勉強ができるようになるコツは?」と聞かれても答えられないくらい、おそらくみんな無意識にやっていることです。

 この「振り返り」にこそ、記憶を定着させ、点数を上げる絶大な効果があります。

 振り返りをせずに先へ進んでしまうと、進むほど最初にやっていたことを忘れてしまいます。後から振り返ろうとしたときにほとんど何も思い出せず、パニックになってしまうこともあるかもしれません。

「エビングハウスの忘却曲線」などでも言われている通り、時間の間隔を空けずに振り返ることで記憶の定着率は上がります。

 そこで、「イマナニ法」の出番です。

 教材の1~2ページに1回程度、区切りのいいところでいったん先に進むのをやめ、「今、何をやっていたんだっけ?」と、1~5分ほど振り返ります。振り返りに使う時間は、学習している教材の分量や難易度によって増減します。

 次に進みながら、小さい項目ごとに振り返るのを繰り返し、その次はより大きな項目、最後は全体の章というふうに、かたまりごとに振り返るようにします。

「イマナニ法」を習慣づけることで、おもしろいように記憶は定着していきます。

「イマナニ法」は、科目のタイプによってやり方が変わります。