インドが日本人ビザ無効化
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現地では「日本人社員出国禁止」

 インド政府が3日、日本人に対して発給済みのビザを無効にする措置をとったことで、現地の日本企業に不安が広がっている。日本からインドに出張者が来られなくなるほか、インドで勤務する日本人社員がインドを出国した場合も出国した時点でビザが無効になるため、各社は事実上、日本人社員の出国を禁止せざるを得ない状況だ。

 ある日系家電メーカーの幹部は「開発や販売に影響が出る可能性がある」と語るなど、長期化すれば、日系企業が打撃を受けることは必至だ。

 ビザ無効の措置は、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大の防止が目的だ。3日までに日本人に対して発給され、インドに未入国の状態の全てのビザを即日無効化した。措置がいつ解除されるかは不明。インドに入国する必要がある日本人は、やむを得ない理由があることを要件として、最寄りのインド大使館、総領事館に足を運び、新たにビザを申請しなくてはならない。