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大学の実力を測る指標の一つが「就職」。そこで連載『「MARCH・関関同立・旧7帝大」ランキング』(全11回)の#1では、日経平均株価採用銘柄を含む「大学別・主要400社への就職率ランキング」を基に、主要企業への就職率と、過去5年で就職力を伸ばした大学を調査した。「MARCH」「関関同立」と入試難易度でひとくくりにされる大学群だが、就職力にはかなりの差がある。

「週刊ダイヤモンド」2020年3月14日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。AO・推薦入試は2021年度から総合型選抜・学校推薦型選抜に名称変更

大学別・主要400社への
就職率ランキング

 大学を選ぶとき、出口に当たる就職先は、受験生や親にとって最も気になる情報の一つ。ただ、MARCHや関関同立レベルを目指す生徒ならば、「就職できれば、どの企業でもよい」という意識の持ち主は少ないだろう。

 ここでは、日経平均株価の採用銘柄を含む「大学別・主要400社への就職率ランキング」を確認する。2014年と19年の順位を比較してみると、9校間で就職力に変動があったことが分かる。

 では、ランキングを見てみよう。