自己満足の積み重ねが人生を変える

山口マユウ山口マユウ(やまぐち・まゆう)
ウォーキングスペシャリスト/一般社団法人 日本DF WALK 協会代表理事/テレビ通販の完売女王
1969年、和歌山県生まれ。「90歳になってもハイヒールの履ける(ゴルフができる)人生を」をモットーに、これまで6万人以上を指導。タン・タン・ターン♪と3歩目だけ手の人さし指1本分(約8cm)、歩幅を広げるだけで楽しく続く「やせる3拍子ウォーク」が「再現性と即効性がある」と受講生に大人気。モデル・女優・各種企業・学校・行政からの信頼も厚く、社員研修、講演も高いリピート率を誇る。一般社団法人 日本DF WALK協会を立ち上げ、日本と中国で認定ウォーキングインストラクターを育成。女優やモデルだけでなく一般の人たちを数々のコンテストのグランプリやファイナリストに育成する手腕が注目を集めている。2011年、自らも第4回『ミセス日本グランプリ』40代グランプリ。「ビビノバスリムサポートインソール」をプロデュースし、ディノス通販売れ筋ランキング「バッグ・靴・アクセサリー部門」第1位、テレビ通販QVCジャパン売れ筋ランキング「健康・ダイエット部門」第2位。QVCジャパンでは、出演するたびに完売が続いている。メディア出演多数。本書が初の著書。【一般社団法人 日本DF WALK 協会HP】

やることはごくごくシンプルだ。
外出自粛期間とはいえ、食料や日用品の調達のため、スーパーやコンビニに行く機会が、週に何度かあると思う。
そのとき、「3歩目」の歩幅を大きくするだけである。

え、それだけ? と思うかもしれないが、ぜひ実際にやってみてほしい。
筋肉が刺激され、普通に歩くよりもはるかに運動量が違うのがわかるはずだ。

なぜそれをやってみようと思ったのかといえば、ウォーキングスペシャリスト・山口マユウさんにお話を伺ったことがきっかけだった。

マユウさんは、『医者が絶賛する歩き方 やせる3拍子ウォーク』の著者である。
タン・タン・ターン♪と、3歩目だけをちょっと広げて歩く「3拍子ウォーク」の考案者だ。

私はもともと肩コリや体のゆがみに悩まされており、慢性的な体の不調は自覚していた。

けれども、ライターという仕事柄、パソコンとにらめっこする生活をやめるわけにはいかない。

かといって、全く運動をしていないところから、いきなり自宅で筋トレをするのはあまりにハードルが高すぎるし、何より、精神的ストレスは解消されない。