不満や不安、やりたくないこと、嫌いな人からアプローチする

桜林: 恋愛において人を好きになれないってだけじゃなくて、小さなことでも自分の「好き」がわからなくなってしまう人もいますよね。これが好きだと思っても、もっと好きな人を見ると、違うかなと思ってしまう。

カツセ: 好きの比較はねえ、しないほうがいい。好きという感情は主観でしかないので。世の中に僕よりミスチルに詳しい人も、近しい人もたくさんいると思うけど、俺が一番好きなんですよ。自分の中で「一番」だと思っているんで、それでいい。まさに、思い込みなんだよなあ。

桜林: 夢組だねえ。人と比較しないほうがいいのはほんとにそう。「自分を知る」という点では、好きがわからなければ、何がイヤで、何をガマンしているかに目を向けてみるとわかることもあると思う。好きと嫌いは表裏一体だから。

カツセ: その視点、本の中にもありますよね。77ページー

不満はためるなと言われるけれど、「こうなると満足」に変換してためると財産になるし、不安は意味がないとも言われるけれど、「こうなったら安心」という道への鍵にもなる。

恋愛だけじゃなくて、仕事、転職の悩み相談も受けるんですけど、今の会社はイヤだけれど特にやりたいことがないからどうすればいいかわからないって人も多い。やりたいことがわからなければ、不満とか不安、やりたくないことを書き出してみるのはいいですよね。

桜林: それなら書ける人は多いと思うし、まさに私がそうでした。私はいつも、不足とかマイナス、ネガティブなことから自分を見つけがちなんだよなあ。

カツセ: 恋愛面についても、「こういう人は嫌い」というのを書き出したら、その結果好きなタイプとかが見えてくるのかもしれませんね。