ピーターセン・オートモーティブ・ミュージアムピーターセン・オートモーティブ・ミュージアム

「屋根裏ツアー」で
まだ展示されてない貴重な車も

 新型コロナウイルスとの戦いで混迷が続く米国で、自動車博物館から明るいニュースが飛び込んできた。コロナウイルスで外出禁止、外出自粛が続く時期だからこそ実現できた博物館鑑賞スタイルともいえる。全米最大規模の自動車博物館、ピーターセン・オートモーティブ・ミュージアム(カリフォルニア州)からのニュースだ。同ミュージアムも当然ながら閉鎖しているが、その間オンラインでのミュージアムツアーを提供している。

 期間はとりあえず3月31日まで、とされていたが、4月に入ってもサービスは継続している。デジタル・ツアーは1時間ほどで、ミュージアムのコレクション・マネジャーであるダナ・ウィリアムソンさんがガイドを務める。

 このツアーが特別なのは、「屋根裏ツアー」と題されていて、ミュージアム内を紹介するだけではなく、ミュージアムが秘蔵し、まだ展示していない貴重なクルマを見せてくれる、という点だ。内容には“まだ誰も見たことがないレースカー”“映画で使用されたクルマの数々”“文化的に価値のあるクルマ”などが含まれる。屋根裏、といいつつも実際のバックヤードは地下にあるそうだ。