コロナ,スポーツ,球技
今していい遊び、していいスポーツについて、周囲の大人たちは子どもたちのためにも真剣に考えなくてはならない Photo:PIXTA

改めて気づかされた
球技の感染危険度

 4月23日の朝、テレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』に、コメンテーターで女優の高木美保さんがリモート出演し、こう発言していた。

「ドッジボールをやっている子どもたちを見かけるんです。ドッジボールって子どもたちがワーワー騒ぎながら、顔も触りながら、ボールひとつを共有している。これは感染拡大につながってしまう遊びにならないかなと不安を感じました」

 一瞬、頭の中が混乱した。スポーツを完全否定されたように感じ、それに対する無意識の抵抗だったように思う。普段から私はスポーツ界に批判的な立場で発言する機会も多いが、『スポーツ』そのものは愛している。その根幹を否定されたような発言を耳にすると、やはり瞬間的に身構えるのだろう。

 しかし、謙虚に反芻(はんすう)してみれば、高木美保さんの直感は的を射ている。もし子どもたちが投げ合っているボールに新型コロナウイルスが付着していたら、触れた子どもは次々に感染する危険があるのではないか。