確かに、こういった自己認識を持つ人は、心ない言葉が飛び交うネット上でも無敵だろう。しかし、「無敵な人」だけが生きやすい殺伐とした世界が本当に良いのかという気もするが…。

 このほかには、下記のような意見があった。

「作品の内容ではなく、配送事情についての評価が混じっていることがある。配送のことで低い評価がつけられていたりするのを見ると、ほかの人の作品でも力が抜ける」(ジャーナリスト)

「落ち込んだとき、嫌いな作家の低評価レビューを見に行って心を落ち着けることがあります。実際に読むと、『その通りだ、もっとやれ!』と膝を打つので、自分の作品についてる低評価レビューもやはり当たっているんだろうなと……」(作家)

「Amazonレビューをチェックする暇もないほど仕事に熱中するのが理想だが、やっぱりたまには見に行ってしまいますね(笑)」(ライター)

 筆者もこの原稿を書くために、久々にレビューサイトでさまざまな作家やジャーナリストの書籍についたレビューを見て回った。参考になるものもあり、「それは言い過ぎでは…」と思うものもあり、深く感情のこもった素晴らしいレビューもありで、気がつけば読みふけってしまった。

 上記のコメントでは「嫌いな作家の低評価レビューを読む」という人もいたが、好きな作家のレビューを読み込んでみるというのも、楽しみ方の一つなのだろうと思う。ステイホームの今、お気に入り作家のレビューに「役に立った」ボタンを押してみるのもいいかもしれない。