日本をはじめ
海外にも熱烈なWRXファンが存在
WRXの歴史は、1992年に登場しWRC(世界ラリー選手権)で大活躍した1stインプレッサに始まる。そのヒストリーは、四半世紀を超える。現在はSUBARUを代表するスポーツブランドに成長し、ニュルブルクリンク24時間レースでも輝かしい成績を収めている。
当初はインプレッサのスポーツグレードだったWRXが、スポーツレジェンドに成長した理由は、歴代モデルが一貫してメカニズムを磨き、改善と改良を重ねてきたからだ。日本をはじめ海外にも熱烈なWRXファンが存在する事実が、高い実力を証明している。
現在のWRXラインアップは、2リットルのFA20型フラットフォー直噴ターボと8速CVTを組み合わせたS4シリーズのみ。
S4は、WRX独自のスポーツ性能と、快適なツーリング能力を追求したオールラウンドモデル。最新の安全・運転支援システム、アイサイトは標準で装備される。
試乗車は最上級グレードのSTIスポーツ。レカロ社と共同で開発された専用シートに腰を下ろし、300ps/400Nmを発揮するエンジンに火を入れる。