「若いときと同じ食べ方をしてはダメ」……。
初のビューティブック『冨永愛 美の法則』の中で、30代で食べ方を改めたと語る世界的トップモデルの冨永愛さん。
今年10年ぶりに挑戦したパリコレでは、変わらぬ美しさとスタイルを披露。私たちに勇気と感動を届けてくれました。
「10代から20代は無茶な食べ方、飲み方をしても、ひと晩眠れば完全復活できた。でも、今、同じようなことをしたら、太る以前に内臓の調子を崩したり、むくんだりする可能性が高いし、消化吸収にエネルギーを持っていかれる分、パフォーマンスに影響がでてしまう。プロとして、それだけは避けたい」「限られた食事と、数限りなくある食材の中から、どんなものを選んで食べるかは重要。何を食べるか、何を飲むのか、を考えることも美容法の一つ」(本書より抜粋)
現在37歳の冨永さん。自身を常にバージョンアップするために、豊かな試行錯誤はこれからも続きます。
今回は『冨永愛 美の法則』の中から、美しさと腸活に欠かせない、ランチタイムの定番メニューを紹介します。

【冨永愛】美肌と腸活に欠かせない、ランチタイムの定番メニューPhoto: Adobe Stock

昼の食事が、美しさをつくるカギ

<定番1>サラダボウル一杯の生野菜

昼はサラダボウル一杯の生野菜サラダが定番。腸活に役立っている。

生野菜は、胃腸の消化活動に負担をかけるから、昼だけと決めている。

サラダの中身は、たとえばキャベツ、ケール、ルッコラ、ピーマン、マッシュルーム、トマト、アボカドなどいろいろ。

それに手作りの赤玉ねぎピクルス、ビーツを茹でたものなどを加えたりもする。

冬場は体が冷えてしまうので、生野菜ではなく、グリル野菜か蒸し野菜、またはスープにしている。

<定番2>タンパク質もしっかり摂る

+αは日によるが、トレーニングをしているので、とくにタンパク質を意識して食べる。

鶏肉を塩こしょうやガーリックでシンプルにソテーしたものを食べることが多い。

シャケのカマ焼きも大好物。

ごま納豆(納豆にすりごまをたっぷり加えたもの)と酵素玄米という日もあるし、脂の少ない赤身ステーキも好きでよく食べる。

<その他>高カロリーのもの、消化に時間がかかるものは昼がいい

昼間が一番、代謝が活発なので、カロリーが高めなものや消化にエネルギーが必要なものは昼に食べるようにしている。

本原稿は、冨永 愛著『冨永愛 美の法則』からの抜粋です。発売中の『冨永愛 美の法則』では、スーパーモデルならではの美容テクニックがたっぷり収録されています。あなたもこの夏、「美しい人になる習慣」を身につけてみませんか?

【冨永愛】美肌と腸活に欠かせない、ランチタイムの定番メニュー撮影/下村一喜

冨永 愛(とみなが・あい)

1982年生まれ。17歳でNYコレクションにデビュー、一躍話題となる。以後長きにわたり世界の第一線でトップモデルとして活躍。そしてモデルのほか、テレビ、ラジオ、イベントのパーソナリティなど様々な分野にも精力的に挑戦。2014年より3年間の休業を経て、2017年秋復帰。日本人として唯一無二のキャリアを持つスーパーモデルとして、世界一流メゾンのランウェイに返り咲く。現在、チャリティ・社会貢献活動や日本の伝統文化を国内外に伝える活動、執筆のほか、2019年秋、TBSテレビ「日曜劇場『グランメゾン東京』」では主要キャストとして抜擢、女優としても活躍。公益財団法人ジョイセフ・アンバサダー、エシカルライフスタイル SDGs アンバサダー(消費者庁)。