寝転びながらできる!
「股関節クルン・クルン・クル~ン♪」
それと同時にもう一つ行ってほしいことがあります。
それは、股関節まわりをほぐすことです。
股関節は、立つ、歩く、座る、走るといった人間の基本動作を担う重要な部位です。
体の歪みや運動不足、老化などが原因で股関節が硬くなり、可動域が狭くなると、血行不良や冷え症、肩コリや腰痛を引き起こし、基礎代謝が低下して太りやすい体になってしまいます。
また、筋肉のつき方も偏って歪み、硬くなるのでやせにくくなります。
本書でも紹介している、寝転びながらできる! リラックス効果バツグンのストレッチ「股関節クルン・クルン・クル~ン♪」は、股関節を意識しながら脚を回旋させると、硬くなった股関節が次第にほぐれ、滞っていた血流やリンパの流れも改善。老廃物を流して、基礎代謝もアップ。腰回りも気持ちよくストレッチすることができます。
いきなり大きく回し始めるとつらいので、クルン・クルンと2回、無理せず小さく回し、3回目だけクルーンと大きくふとんや床に近づくように回しましょう。内外左右各5回ずつ行ってみましょう。
すると、通勤通学の移動中の歩幅はどんどん広がり、歩くスピードもアップ。会社に早く到着すれば、時間を有効利用することもできます。
時短で余裕が出た時間を何に使おうか…
いろいろな楽しみも増していきます。
一流歩幅は「身長マイナス100」。
イメージしにくい方は、3歩目だけ手の人さし指1本分、歩幅を広げる。これだけでOKです。
この歩幅で歩けるように、今日も「タン・タン・ターン♪ クルン・クルン・クルーン♪」でいってらっしゃい!
Ps.
次のページに、本書の動画があります。
動画の最後で私が
「レッツ・3拍子ウォーク!」と
いっていますが、このとき、
手のポーズは「L」になっています。
レッツの「L」なのですが、
これには深い意味があります。
「やせる3拍子ウォーク」は、
背筋を伸ばして天から吊られるイメージで歩くので、
タテに伸びる「上昇志向」になります。
これが「L」のタテ棒です。
一方、「やせる3拍子ウォーク」は
3歩目だけ歩幅を広げるので
ヨコに伸びる「前向き志向」になります。
これが「L」のヨコ棒です。
「上昇志向」×「前向き志向」
=気分がどんどん前向きになってみるみるやせる
を実感できるのが、
『医者が絶賛する歩き方 やせる3拍子ウォーク』!
開発者の私も、受講生の劇的変化を見て
なんとも効果的かつ摩訶不思議な
「やせる3拍子ウォーク」だと思いながら、
日々楽しくレッスンしています。
今回、初の書籍化にあたり、6万人の受講生を選抜した14名と書籍には掲載できなかった4名、あわせて18名(美女と野獣)を本連載第1回に写真付きで収録しました。驚くべき人生劇変ぶりを、ぜひご覧ください。大好評の連載バックナンバーはこちらをご覧いただけたらと思います。次ページには連載最新ベスト5ランキングを掲載しました。ぜひご覧ください。