マスク着用と在宅勤務が常態化する中、コミュニケーションとエンゲージメントの低下は避けられない。しかし、このような状態でも、簡単な方法で、表現力や巻き込み力を高める方法がある。実施するかしないかで、アフターコロナのチームパフォーマンスに大きな差が出る。(モチベーションファクター代表取締役 山口 博)

家族以外は
“顔見世しない”時代に

全員マスク着用時代に仕事の効率低下を防ぐ「顔上半分」の表現力
マスク着用が常態化する中、コミュニケーションで気を付けるべきこととは? Photo:PIXTA

 新型コロナウイルスの感染防止のために、通勤時も、オフィスにいるときもマスクを着用することが常態化した。来店客にマスク着用を依頼する店舗も多い。外出時はマスクを着用することがスタンダードになったといえる。

 道を歩けば、すれ違う人のほとんどがマスクを着用している。半年前までは、すれ違う人の顔が視野に入ったが、現在では、顔の下半分はマスクに覆われていて見えない。知人とすれ違っても、たぶん、お互い識別できないに違いない。

「マスクをはずして顔を見せる場所は家庭だけ」という状況が、一気に到来した。このまま放っておけば、家族か、家族でないかで、コミュニケーションとエンゲージメントのレベルに大きな隔たりが生じるように思えてならない。