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ゲームは好きだが、フィットネス系には特段興味がなかった中年男性ライターが、任天堂から発売された『リングフィット アドベンチャー』にハマってしまった。コロナ禍でおうち時間が増えたことも相まって、今入手が困難とされるフィットネス系ゲームだが、その人気の理由も見えてくるかもしれない。(フリーライター 武藤弘樹)

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 本記事は任天堂(株)から発売されているNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の『リングフィット アドベンチャー』(以下『リングフィット』)なるゲームを礼賛…とまでいかなくとも「いいですよ」と他人に勧めるものである。

 「PR記事か!?」と思われることがあるかもしれない。しかし、ダイヤモンド・オンラインに迷惑をかけるのは本意ではないので弁明するが、断じて違う。これはPR記事ではない。

 筆者はゲーマーだが、プレイしてきたゲームはたまたま任天堂が多く、現在は『スプラトゥーン2』にハマってかれこれ3年になる。3年間を他のことに時間を費やしていたら難しい資格の1つや2つは余裕で取れていたはず…と暗たんたる気分になったが、それはそれとして、任天堂のファンみたいなところがあり、本稿はそのファンが勝手に『リングフィット』を褒めるだけの話である。そもそも『リングフィット』はこんな一ライターに裏報酬を払って記事を書いてもらわなくてもざくざく売れている、という点から考えてもらっても、疑いは晴れるはずである。

不健康が美徳の筆者
妻のご機嫌取りに始める

 『リングフィット』はゲームジャンルでいうと“フィットネス”だそうだ。体を動かすことを目的としたゲームであり、2006年のWiiの時代から『Wii Sports』(ラケットに見立てたコントローラーを振ってテニスなどができる)などで体を動かすゲームをやってきた筆者は、たしかにあれはあれで楽しかったが、こと『リングフィット』においてはまさしく“フィットネス”の感が格段に強いと感じた。

 折からのコロナ自粛の影響もあって、自宅で体が動かせるゲームとしても注目を集め、発売当初から長いこと品薄状態が続いている。ソフト自体はダウンロードで事足りるのだが、プレイに必要な専用付属品の供給が、これまたコロナの影響で生産体制が整わなかったため、追いつかなかったらしい。国内の累計販売台数が先月半ばで100万本を突破し、国内外のゲーム賞でノミネートや受賞歴のある、由緒ある人気ゲームだ。

 筆者の周りの社会人ゲーマーたちの間でもそれなりに話題になっていて「運よくゲットできた!」「ボスが強すぎて全身筋肉痛」といった声が聞かれたが、筆者は当初まったく関心を払っていなかった。当連載をお読みいただいている方はご存じかもしれないが、筆者はバンドマン上がりのロッカー崩れであり、人生至上の一曲のうちのひとつはジミヘンの『Purple Haze(紫のけむり)』というくらいの喫煙者であり、“不健康こそ美徳”と考えているきらいがあったのである。だから、健康に気遣う周りの人たちを見ても、ずっと自分とは無縁の世界の話だと考えていた。