走行して改めて感じた
ボルボらしい世界観
慣れ親しんだ横浜界隈で、「XC40」の新型プラグインハイブリッド車にじっくり乗った。
試乗後、ボルボジャパン関係者に感想を聞かれて、回答するまで少し間が空いてしまった。
出てきた言葉は「なんだかとても、まとまりが良い」だった。
続けて「電動化の時代、日本で再びボルボ全盛期が巡ってくるのかもしれない」とも言った――。
モデル正式名称は、「XC40 Recharge プラグインハイブリッド T5インスクリプション」と、かなり長い。
ベースとなるXC40は、全長4425mm×全幅1875mm×全高1660mm。ボルボのモデルラインアップの中ではコンパクトSUVに属する。
エンジンは、他のXC40が直列4気筒2.0リッターガソリンターボなのに対して、直列3気筒1.5リッターガソリンターボと最大出力60kWのモーターを搭載する前輪駆動車だ。
車両重量は1790kgと前輪駆動のXC40 T4より180kg、また四輪駆動モデルT4 AWDより120kg重い。