病院の危機予告Photo:atbaei/gettyimages

「病院大国」の日本は、病院の抜本的な改革や再編が進まずにきた。そんな中でコロナ禍に直面し、病院の危機は深まった。医者や看護師など高給取りとされている職種にも異変が起きている。コロナ禍を奇貨として、病院、医療界は前進できるだろうか。特集『病院の危機』は、9月23日(水)から27日(日)までの全6回で病院、医者、看護師のリアルに迫る。

#1 9月23日(水)配信
2000病院「コロナ収益悪化」ランキング!5位小倉記念、4位千葉西、トップ3は?

病院の危機#1Photo:photolibrary

 病院に新型コロナウイルス感染症の患者が押し寄せた。一方でそれ以外の疾患では、病院へ治療に訪れる患者が激減。この影響で多くの病院が赤字に陥った。重篤な患者を治療する急性期の入院収益に着目し、コロナ影響度をランキングした。

>>記事はこちら

#2 9月23日(水)配信
病院が求人難でビックリ珍採用「筋肉医者来いや!」「プロ野球ファン優遇!」

病院の危機#2Photo:123RF

 日本は世界一病院が多い「病院大国」であるが故、病院は医者を集めるのに骨を折る。稼ぎ頭である医者を確保できなければ、病院に未来はない。とりわけ中小病院は医者を集めにくい。ついには医者を獲得する奇策が飛び出した。

>>記事はこちら

#3 9月24日(木)配信
2000病院「真の実力」ランキング!収益トップ順天堂、手術と救急の1位は?

病院の危機#3Photo:AFLO

 コロナで患者が激減し、多くの病院が経営に苦しむ中、病院を救済するべきだとの声は大きい。では、守るに値する病院はどこなのか。重篤な患者を治療する急性期での収益力、手術患者数、救急搬送患者数で病院の実力をランキングした。

>>記事はこちら

#4 9月25日(金)配信
看護師の求人が増えても、最高ランク病院の働き口は狭まるワケ

病院の危機#4Photo:photolibrary

 コロナ危機で病院や診療所の収益が悪化し賞与カットなどの憂き目を見ることはあっても、看護師は失職して食えなくなるという最悪の雇用環境に今はない。彼らが雇用環境の変化の渦に巻き込まれるのは“これから”だ。

>>記事はこちら

#5 9月26日(土)配信
セレブ志向開業医の阿鼻叫喚「医者は食いっぱぐれない」はずなのに…

病院の危機#5Photo:123RF

 近年の医学部受験人気は、「医者は絶対に食いっぱぐれることはない」安定した高給取りである点がけん引してきた。しかし、コロナ禍によって、医者も貧することが露呈。セレブ志向の開業医が没落した。

>>記事はこちら

#6 9月27日(日)配信
コロナで43人死亡した永寿総合病院「起死回生策」の成果と評判

病院の危機#6Photo:kyodonews

 3月に大クラスターが発生し、新型コロナウイルスによる院内感染の象徴となってしまった東京都台東区の永寿総合病院。経営破綻、遺族からの医療訴訟などもうわさされたどん底から、大胆な「起死回生策」を打ち出した。

>>記事はこちら

Key Visual:SHIKI DESIGN OFFICE

*記事のタイトル、内容、公開日は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。