(3)社長はアメリカ帰りで独身

「社長はアメリカ帰りで独身」を図解すると? 文章図解トレーニングに挑戦!

「アメリカ帰り? 独身? 社長?」で悩まないようにしましょう。ここは文字と囲みの出番です。まず「アメリカ帰り」「独身」を同じ形で囲み、並列の要素であることを表します。そして、それが社長を構成していることを矢印で示します。指輪をしていない手を書く、それも独身を表現する一つの方法ですが、スピーディーに書くなら難しい絵で表そうとせず、シンプルな表現に徹しましょう。

(4)この農業プラントは、光・水・風を自動制御します

「社長はアメリカ帰りで独身」を図解すると? 文章図解トレーニングに挑戦!

 光と水と風は並列要素なので囲み方を揃えて表現しましょう。今回は一文字ずつですが、テキストのボリュームによっては横長にならないよう工夫する必要もでてきます。「農業プラント」は別要素だから、形を変えて表しましょう。矢印だけでは意味が伝わりにくいと思ったら、補足を。ここでは「自動制御」は意味を伝える重要なキーワードなので、矢印のそばに文字で補いましょう。

(5)会社は品川区から港区へ移転したが、2年後の移転は中央区になるかもしれない

「社長はアメリカ帰りで独身」を図解すると? 文章図解トレーニングに挑戦!

「2年後の移転」の矢印は「まだ中央区に移転してない」ので点線にしましょう。しかも、中央区になるかどうかもわからないので中央区の囲みも点線にしましょう。会社は「ビル」アイコンで表してもいいし文字で「会社」と書いてもいいでしょう。ただ、シンプルなアイコンで書くとスピーディーに書けるので活用しましょう。ビルのアイコンは「会社」「仕事」「ビジネス街」などを表せるから便利です。

(6)都市には、商業、医療、福祉、教育、交通、住宅などが集中している

「社長はアメリカ帰りで独身」を図解すると? 文章図解トレーニングに挑戦!

 この場合、「都市」のように中心となる要素から書き始めましょう。「都市」を下に配置して、矢印の向きが都市に向かう形で表現していきます。都市のまわりを囲むような感じです。並列の要素は同じ形に、そして「都市」は四角で囲んで差をつけるとわかりやすい図になります。

「なんでも図解」に正解・不正解はありません。「わかりやすいか・伝わるか」という点で自分の書いたものと比較しながら確認していきましょう。もちろん書き方はひとつではありません。書いたものを第三者に見せて伝わるかどうかを確認するのもよいでしょう。