大人の水ぼうそうは重症化しやすい
大人の水ぼうそうは重症化しやすい(写真はイメージです) Photo:PIXTA

最初は虫刺されだと思ったが
念のためクリニックを受診

「あれ、すごい、めちゃくちゃ虫に刺されたみたい」

 休日の朝、ノブアキさん(仮名・34歳)は驚いて妻を呼んだ。体のあちこちに水膨れや赤いブツブツができていた。

「わ、すごい。でも本当に虫刺されなの。ほかの病気じゃないの」

「ほかの病気って何があるの。これひどいよね。うち、ダニがいるんじゃないの。夜中に刺されまくったとか」

「やだ、気持ち悪い。私は全然大丈夫よ。そんなふうになっているのはあなただけ。ね、ほかに症状はないの。あなた何だか顔が赤い。熱あるんじゃないの」

 というわけで熱を測ると38度あった。急に怖くなり、具合も悪くなったノブアキさんは急遽、妻に付き添ってもらって日曜日もやっている近所の内科クリニックを受診した。発疹があるので皮膚科の方がいいかもしれないと思ったが、あいにく皮膚科でやっているところはなかった。