第21回
薬は月600錠に…処方された「痛み止め」に依存した50代男性の地獄
木原洋美
起床時、スマホに手を伸ばしたマサオミさん(仮名・当時55歳)はある異変に気付いた。手がおかしい。右手の小指と薬指がこわばって動かしにくく、…
2021.6.11
どうして男は女より短命なのだろう。そこには、体質的な要因以外にも、さまざまな理由があるようだ。40代以降の男性に多い疾患の症例を見ながら考えてみよう。
第21回
木原洋美
起床時、スマホに手を伸ばしたマサオミさん(仮名・当時55歳)はある異変に気付いた。手がおかしい。右手の小指と薬指がこわばって動かしにくく、…
2021.6.11
第20回
木原洋美
3年前のある日、シンペイさん(仮名・当時58歳)は食事中に思わず顔をしかめた。左頬の内側をがぶりと、かんでしまったのだ。
2021.3.19
第19回
木原洋美
(うっ、痛い。なんだこの痛み)夕食後、パソコンに向かって作業していたセイジさん(仮名・51歳)は額を抑え、低くうめいた。突然左目の奥に痛み…
2021.2.26
第18回
木原洋美
(よかった、今日は痛くなかった)ヨシアキさん(仮名・45歳)はベッドの上で安堵のため息を漏らし、目を閉じた。透析を始めて3年になるが、穿刺…
2021.1.15
第17回
木原洋美
(あれ、へんだな)。ある夜のこと、いつものように風呂で股間を洗っていたハルノブさん(仮名・42歳)はハッとした。睾丸の片方が妙に大きくて重…
2020.12.18
第16回
木原洋美
「パパ、これあげる」。ある日カツミさん(仮名・46歳)に、高校生の娘が小ぎれいな封筒に入ったお札大の印刷物をくれた。それは、某美容クリニッ…
2020.12.4
第15回
木原洋美
「あ痛たたた」日課の散歩中、トモアキさん(仮名・55歳)は突然左の太ももからふくらはぎに締め付けられるような痛みを感じ、しゃがみこんだ。歩…
2020.11.20
第14回
木原洋美
「うわっ」。深夜、アキラさん(仮名・50歳)は飛び起きた。ふくらはぎがキュウっと縮み、今にもブチっと切れてしまいそうに痛む。激痛だ。慌てて…
2020.11.6
第13回
木原洋美
「あれ、すごい、めちゃくちゃ虫に刺されたみたい」。休日の朝、ノブアキさん(仮名・34歳)は驚いて妻を呼んだ。体のあちこちに水膨れや赤いブツ…
2020.10.23
第12回
木原洋美
深夜のトイレでユキオさん(仮名・58歳)はうろたえた。尿意をもよおして目が覚め、トイレに入って数分、普段ならチョロチョロながらも放尿し終わ…
2020.10.9
第11回
木原洋美
「こんなおじさんだけど、結婚してくれるんだね。ありがとう」――2年前、アツシさん(仮名・45歳)は20歳年下の女性にプロポーズし、OKの返…
2020.9.25
第10回
木原洋美
「レンズを変えても視力がでません。このままだと免許の更新ができないので、眼科で診てもらってください」…最近視力がかなり低下したと感じていた…
2020.9.11
第9回
木原洋美
(あれ、耳がへんだぞ。どうなってんだ)。ヒトシさん(仮名・49歳)は動揺した。コロナ禍により、仕事はもっかリモートワークが中心。Zoomミ…
2020.8.28
第8回
木原洋美
「調子悪そうですね、何かあったんですか」。1年ぶりに顔を合わせた仕事関係者が心配そうに聞いてきた。ススムさん(仮名・56歳)はイベント制作…
2020.7.31
第7回
木原洋美
ある朝、ケイスケさん(仮名・40歳)は布団の中でうなった。関節なのか筋肉なのか、よくわからないが頭も肩も背中も腰も、とにかく全身が痛かった…
2020.7.17
第6回
木原洋美
敏腕広報マン・ユタカさん(仮名・55歳)の武器は、華麗なる人脈と軽快なフットワークだ。独身である上に、仕事関係者との会食代はかなりの金額ま…
2020.7.3
第5回
木原洋美
ある日、マサオさん(仮名・45歳)が帰宅すると、家の中がおかしな雰囲気になっていた。妻は妙によそよそしく、話しかけても単語でしか返してくれ…
2020.6.19
第4回
木原洋美
「じゃあ僕はちょっと失礼します」。同僚と昼食に出かけた後、ヒロユキさん(仮名・53歳)は必ず一人、姿を消す。トイレに行くのだ。「彼はさ、お…
2020.6.5
第3回
木原洋美
パパって、睡眠時無呼吸症候群なんじゃないの」。中学生の愛娘に指摘され、ケンゾウさん(仮名:44歳)はドキッとした。きっかけは数日前に行われ…
2020.5.22
第2回
木原洋美
「なんかおかしいぞ、下痢でもしたのかな」。夏の終わりのある朝、タケシさん(仮名・53歳)は下腹部に違和感を覚えた。へそ下10cmあたりの奥…
2020.5.8