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コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移から、6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、9月度の航空編だ。

ANA・JALの国際線旅客人数「96%超減」の衝撃/航空2社【9月度・業界天気図】

 航空業界の主要2社であるANAホールディングス(HD)と日本航空(JAL)が発表した9月度の月次業績データ(旅客人数)は、以下のような結果となった。

 9月度のJAL国際線(日本航空)の旅客人数は、96.3%減(前年同月比、以下同)。JAL国内線(日本航空)の旅客人数は、62.0%減だった。かなり厳しい状況が続いている。

 2021年3月期の純損益が5100億円もの巨額赤字に陥る見通しとなり、3500人規模の人員削減を行うことで注目を集めているANAについても確認しよう。ANA国際線(ANAHD)の旅客人数は、96.2%減。 ANA国内線(ANAHD)の旅客人数は、68.0%減となった。

 それでは、月次業績データにおける直近3カ月の平均値を基にした最新の業界天気図とともに、月次の推移をデータで振り返り、コロナ禍からの回復状況を見ていこう。