テレワークができない人の特徴(2)
「メンバーに固執する」

 テレワークで仕事ができない人の次の特徴は、一緒に働く「メンバーに固執する」ことです。「○○さんがいないと仕事が進まない」とか「□□さんと一緒では仕事がやりにくい」など、人の好き嫌いや、根拠のない感覚であれこれ文句を言う人がいます。

 周囲の目もあるため、リアルな職場ではある程度、周囲とうまくやろうとしていた人もオンラインになった瞬間、メンバーを外しにかかったり、陰でコソコソと自分のやりやすいように仕事を進めようとしたりするのです。

 フェアでないし、そのような仕事の仕方を許していると職場内のハラスメントにつながる場合もあります。仕事の能力が足りないのであれば育成をすべきでしょうし、その仕事に対する適性がないようであれば、担当替えを考えた方がよいかもしれません。しかし、その対応を個人的な感覚で決めてしまうと職場内で不協和音が広がってしまいます。

 対策としては、個人の問題ではなく、チームの問題として扱っていくことが大切です。能力が足りない人にも成長のチャンスを与えること、適性を見て担当を変えるなど積極的な対処をすることで関係性が改善されることもあります。

テレワークができない人の特徴(3)
「仕事を抱え込む」

 テレワークに限った話ではありませんが、仕事ができない人には「自分の仕事を抱え込む」という特徴があります。

 確かに「匠の世界」では、一子相伝的な技や門外不出の秘伝のレシピなど身内でも簡単には知りえないような情報もあるかもしれません。しかし、一般企業で仕事の生産性を上げていくためには、同じ時間で多くのことができるようにするか、同じ仕事を同じ質でできる人を増やすしかありません。

 もちろん、今までとは全く違うやり方を見つけてチャレンジするということもありますが、それでも今までどうやってきたのかを知ることは大切です。

 そう思うと仕事が属人化していて、その情報を特定の人が抱え込んでいるようでは、新しいやり方を生み出す工夫も生まれにくいことでしょう。

 では、なぜ仕事の属人化が起きるのでしょう。

 それは、「仕事を抱えていればクビになることはないだろう」というジョブセキュリティからくる場合もあります。また、長年培ってきたその仕事への自尊心からくるのかもしれません。後輩に教えることに対する苦手意識や教える内容をマニュアル化できないということも考えられます。