ローソンが「NiziUコラボ」でも前年割れ、セブンも2.4%減【11月度・業界天気図】Photo:Diamond

コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移を基に、「嵐」から「快晴」まで6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、11月度のコンビニ編だ。

セブンが前年同月比で売上高2.4%減
ローソン「NiziU」とコラボしても前年割れ

 コンビニの主要4社が発表した11月度の月次業績データ(既存店売上高)は、以下の結果となった。

 11月度のセブン-イレブン(セブン&アイ・ホールディングス〈HD〉)の既存店売上高は、前年同月比97.6%(2.4%減)、ファミリーマ—トは同95.4%(4.6%減)、ローソンは同95.3%(4.7%減)だった。

 最も厳しい状況だったのがミニストップで、同94.5%(5.5%減)だった。