現在の株価は指標面で見れば割高な水準であることは否めない。こういうときは、投資する銘柄をじっくり吟味する必要がある。そこで今回は、業績の上方修正が期待できる銘柄をランキング形式で選び出した。（ダイヤモンド編集部編集委員 竹田孝洋）
今期の予想純利益に対して
進捗率が高い銘柄をランキング
新型コロナウイルスのワクチン実用化による景気回復期待で、株価は好調に推移している。ただ、PER（株価収益率）などの指標面からは割高な水準にあることは事実である。
こうした状況の時に、新たに投資するのであれば銘柄を精査する必要がある。そこで、あるランキングを用意した。
対象は、今期の予想純利益に対する中間期の実績純利益の比率、進捗率が高い銘柄である。つまり今後、上方修正の期待ができる銘柄群だ。進捗率の高い順に並べた。
今期予想で純利益が5％以上の増益となる銘柄に対象を絞っている。今後の銘柄選択の参考にしてほしい。
【ランキング表の見方】
●進捗率ランキングの対象決算期は、予想期が2021年2月期と3月期で、実績の中間期は20年8月中間期と9月中間期。中間期の純利益を予想期の純利益で割り、100を掛けて進捗率を算出した。その上で、予想期の前期比純利益増加率（予想増益率）が5％以上の会社を抽出し、進捗率の高い順に並べた。
●前期末に債務超過の会社と直近の実績期、予想期のいずれかが変速決算の会社は除いた。株価や予想PERは12月4日終値ベース。
●HDはホールディングスの略
●財務データはゼブラル提供。
●進捗率ランキングの対象決算期は、予想期が2021年2月期と3月期で、実績の中間期は20年8月中間期と9月中間期。中間期の純利益を予想期の純利益で割り、100を掛けて進捗率を算出した。その上で、予想期の前期比純利益増加率（予想増益率）が5％以上の会社を抽出し、進捗率の高い順に並べた。
●前期末に債務超過の会社と直近の実績期、予想期のいずれかが変速決算の会社は除いた。株価や予想PERは12月4日終値ベース。
●HDはホールディングスの略
●財務データはゼブラル提供。
