【ワシントン】バイデン米政権は11日、米国の自動車産業などに悪影響を及ぼしている世界的な半導体不足への対応を進めていると明らかにした。サプライチェーン(供給網)のボトルネック解消に取り組む。  ホワイトハウスのジェン・サキ大統領報道官は、ジョー・バイデン大統領が今後数週間のうちに、重要品目のサプライチェーンの包括的見直しを含む大統領令に署名すると明らかにした。  その上で「すぐに実行に移せる措置の特定に重点を置く。国内生産の強化や、米国の労働者を苦しめている問題点や障壁に同盟国と協調して対応するための枠組みなどを検証する」と述べた。