不仲隠しはもっと最悪!?

こうした悪影響があったとしても、夫婦同士、一緒に生きていれば対立することはあるもの。

そんなとき、ケンカにならないように無視しあったり、対立を隠したりしてしまうのは、互いに感情をぶつけ合うより悪影響を及ぼしかねないということもわかっています。

たとえいがみ合った言葉がなくとも、子どもは敏感です。親の不仲にすぐ気づきます。

夫婦ゲンカが始めたが、親同士が子どもの気配に気づき、隣の部屋に行って急に静かになって戻ってきても、子どもはなんとなく異変に気づくもの。

そうしたことを繰り返していると、子どもが親の隠蔽体質を察知し、ますます不安になってしまうのです。

子どもは親が正直に向き合ってくれていないことがとても悲しいのです。