投資では「機会損失」を意識しよう
ものの価値を見極めて、いまついている価格よりも実際の価値があると判断すれば買い、実際の価格よりも高値になったと判断したら売る。
投資とは、いわば「価値と価格の乖離を見つけるゲーム」ともいえます。
投資をする順番として、いちばん大切なのは「自己投資」です。
株式投資にお金を投資したとしても、投資先を選ぶ自分自身がポンコツだとうまくいかないからです。
そういった意味で自己投資はコストパフォーマンス最強の投資です。
読書による自己投資なら、1冊千数百円程度の投資で、成功者の教えを学ぶことができます。
また、投資をする際には、つねに「機会損失」が発生しているということも理解しておく必要があります。
ここでいう機会損失とは、一方を選んだことによって、もう一方を選べなかったことに対する損失のことです。
たとえば、いまこの文章を読んでいることは時間の投資になっていますが、一方で他にやることの時間を犠牲にしているという側面もあるのです。
「最近、ムダなことに時間を使っているな」と感じたら、それをやめることもまた立派な投資判断といえるでしょう。