半年~1年は見守って
習い事の適正を見定めよう

初めての試みだったので、私に不安がなかったわけではありません。

私が宿題をする姿を見せながら、数日、数週間、ひと月が過ぎ、「いつになったらやり始めるのかな……」と不安がよぎることもありました。

でも、私が焦って子どもに宿題を押しつけて、イヤな思いを植えつけてしまっては元も子もありません。

長い目で見れば、子どもの学習習慣を身につけさせることが大きな目的の1つですから、自発的にやり始めるのをひたすら待ちました。

すると、私が楽しそうに宿題をする姿を見せ始めてから半年くらい経ったとき、長男がやりたそうな素振りをみせました。

そこで、「やってみる?」と聞いたら、「やる~」とうれしそうに自分から宿題をやり始めたのです!

習い事を始めたら、自分の子どもに合っているかどうかをすぐに判断せず、最低でも半年から1年は続けさせて欲しいです。

それでも「やっぱりわが子に合わない」と思ったら、ほかの習い事にかえればいいと思います。

最初から、できないからといって叱ったり怒ったりしてはいけません。

私は子どもにはなにもいわず、そばで見守ることにしていました。

幸い長男は公文式が合っていて、楽しく続けられたので本当によかったです。