加入中の生命保険は
解約して問題ない

 Eさん世帯の年間収入は、手取り収入1000万円に、年間240万円・手取り額170万円の家賃収入を加えた1170万円です。一方、支出は収入を上回っているということなので支出を見直します。使途不明金以外では、教育費は金融資産で賄いましょう。酷なことを述べますが、万が一Eさんが亡くなれば車の買い替え金額も大幅に減少、住宅ローンも団信でカバーされるはずです。そのため、加入中の生命保険は解約して問題ないはずです。

 生命保険を解約すると2万円の支出減になり、毎月の支出は59万1000円になります。しかし、二男の高校までの資金は毎年の収入から賄うことになり、また長男が高校へ進学すれば教育費負担はさらに増すことでしょう。2人で最大月15万円増えるとすれば、74万1000円の支出になります。その他、予備費を考慮して月80万円を支出(年間支出は960万円)とします。

 余裕を持たせすぎですが、教育費が最大まで増えない期間には、差額は貯金に回すようにしましょう。収入1170万円、支出960万円とすれば差額は210万円、60歳までの9年間で210万円×9年間=1890万円の貯蓄ができます。これに、先の400万円をプラスすれば60歳時点での金融資産は2290万円になります。