電気自動車(EV)メーカーの米テスラが26日発表した1-3月期(第1四半期)決算は純利益が過去最高となった。供給混乱や車両の安全性を巡る懸念の高まりをよそに納車台数は増加した。小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルY」の人気と中国での持続的な需要がけん引力となり、売上高は著しい成長を示している。テスラは今月、1-3月の納車台数が前年同期の2倍余りの約18万4800台に上ったと発表していた。2020年通期では50万台弱となっていたが、今年はさらに50%余り増加するとの予想を示している。テスラが発表した1-3月期の売上高は104億ドルと、前年同期を約74%上回る大幅増となった。純利益は4億3800万ドル。ファクトセットがまとめたアナリスト調査によると、市場予想は売上高が約105億ドル、純利益が約5億0900万ドルだった。
テスラ1-3月、純利益は過去最高
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