好き嫌いは自分で判断する

 フィーリングの合う人とだけつるむ。居心地のいい場所にいたい。嫌いな人のところにはいかない。嫌いな人とは付き合わない。そんなふうに好き嫌いをはっきりさせるのはよくないって風潮もある。

 でも、好き嫌いをはっきりさせておけば、自分に何が必要かを選び分ける感覚がブレなくなる。何かに飛び込むときも「好きになれそうか?」や、「そこにいる人と関わりたいか?」を判断基準にしている。

 ただし、自分の好きじゃないものに対しても、敬意と理解は忘れないようにしたい。気に入ったものだけを認めて、嫌いなものは排除するような考え方が、僕は好きじゃない。

 好き嫌いをはっきり判別できない人もいるだろう。

 家庭での教育や周りの環境、世間の常識といった外部からの影響が強すぎると、自分の価値観を持てなくなって、好き嫌いの判断ができなくなってしまう。遊びに行く相手や、一緒に過ごす仲間を決めるときに、周りの目を気にしないほうが楽しいように、何が好きか嫌いかは自分で判断したほうがいい。

 もちろん、好き嫌いは人それぞれ違っていていい。

 人は、一人ひとりに個性がある。それなのに、みんなを同じように扱って、本来持っているキャラクターを削ぎ落としていくと、無個性な人間ができ上がってしまう。

 声をかけてもらうには個性的なほうがいい。

 それに、なんとなく全体的にうまくいくバランス人間よりも、アンバランスな人のほうが僕には魅力的に映る。

 好き嫌いが際立つと、自分を取り囲む何百人かの中で、自分一人だけ変わり者扱いされてしまうかもしれない。でも怖がらなくていい。僕は、ときにぶつかり合って、自分の思いを周りに伝えてきた。好き嫌いをはっきりさせて、「自分自身はこうである」というキャラクターを磨き上げていくことが「誘われる」につながる。

 そして、誘われる人生を送っていれば、人より多くのチャンスにめぐり合える。だから、人生を好転させられる機会が増える。

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