アップルイベント、TikTok最新機能…、グッドパッチ注目の4月の「6大トレンド」

2020年6月に東証マザーズに上場し、デザインカンパニーとして初の上場を果たしたグッドパッチ。今、もっとも勢いのあるデザインカンパニーの感性あふれるデザイナーたちの間で4月に話題になったアプリ、サービス、デザインの中から、今回は、アップルのオンラインイベント「Spring Loaded」、2026年の冬季五輪ロゴ決定、生理用ナプキンの無償提供サービス、TikTokの「自動字幕起こし機能」、アドビとグーグルが共同開発した次世代フォントの最新版、元女子高生AI「りんな」などで知られるrinnaの最新技術の6つを紹介。

アップル、オンラインイベントにて
パープルのiPhoneなど新製品を次々と発表

https://www.apple.com/jp/apple-events/april-2021/

 アップルは、2021年4月21日午前2時に開催したオンラインイベント「Spring Loaded」にて、多くの新製品を発表しました。

 M1チップを搭載し極薄化した7色のカラーバリエーションを持つiMacや、既存のiPhone 12とiPhone 12 miniに新色「パープル」が追加、また、財布やバッグ、鍵などに取り付けることで紛失の際に追跡可能な小型円形デバイス「AirTag」を発表。また、高品質な映像に対応可能な「A12 Bionic」チップと、Siriを活用するための新型リモコン「Siri Remote」を搭載した「Apple TV 4K」など、製品の向上から新しいカラーバリエーションの展開まで、さまざまな発表がありました。

 iMacに新たに追加されたカラーバリエーションは、Appleの昔のロゴを踏襲しているようなカラーであり、Appleのコアなファンにとっても心躍る発表だったのではないでしょうか。

 これまでPCなどのIT機器は、会社内で利用されるケースが多く、シンプルさ、フォーマルさ、オフィスに設置されたときの統一感などが重要視される傾向にありました。

 しかし、コロナ禍を経て、プライベート空間に職場が介在する傾向が強まった現在では、ユーザーごとの嗜好性や、日常に彩りをもたらすカジュアルさが求められるようになったと考えられます。

 早く新たなApple製品とともに、テレワークを楽しんでみたいですね。