【ワシントン】米フェイスブックが支援するデジタル通貨「ディエム」構想の見直しが進められている。マネーロンダリング(資金洗浄)などの不正行為に使用される可能性を巡り米当局の懸念を払拭(ふっしょく)することが狙いだ。  昨年「リブラ」から改称されたディエムは、スイス規制当局から承認を確保することを断念し、今後は米国に活動拠点を移す。プロジェクトの支援者が12日、明らかにした。  運営団体のディエム協会はまた、米銀シルバーゲート・キャピタル(カリフォルニア州)との提携も発表した。