【シンガポール】中国はインターネットコンテンツ企業の株式や取締役ポストの取得、コンテンツ監視担当官の派遣拡充などを通じて、直接管理する動きを強めている。企業の提出書類や関係者の話で明らかになった。  こうした動きは、オンラインコンテンツに対する政府の管理強化を狙ったもので、2016年に提案された指針に基づいている。政府がハイテク産業への監視を強める中、1年前に厳格な運用が始まった。最近では、動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」の親会社、字節跳動(バイトダンス)が標的となっている。