前回は通るエントリーシートを書く4つのポイントについて説明しましたが、今回は「何を・どうやって書くか」について、より詳しく解説していきます。4つのポイントを意識するだけでぐっと引き締まり、きちんと伝わるエントリーシートになること請け合いです。
普通の大学生でも「読ませる」ESは書ける!
「書くネタが無いです」
「大した大学生活を送っていないんです」
「やっていることはあるけど結果が出ていない」
多くの大学生がこのような悩みを持ちながらエントリーシート(以下ES)と向き合う。
毎年、就活生のこういった相談を受けて、いつも「そんなことはない!」と思う。
大丈夫、絶対に書くことはある。心配しないで欲しい。
その証拠に、多くの普通の大学生だった先輩たちも内定している。
前回の自己分析でも書いた通り、大人から見ても凄い大学生など、ほとんど存在しない。99%は普通の大学生。「普通の中での勝負」なのだ。毎年、その99%の先輩たちの多くが内定している。
普通の大学生が、いままで頑張ってきたことを、自己分析し、人にも伝わる言葉に言語化し、文章(ES)や会話(面接)を通して相手に伝える工夫をしてきたから、内定できたのだ。
サークル、アルバイト、ゼミ、旅行、趣味、勉強など、力を入れてきたことはないだろうか。ここで多くの学生が勘違いして萎縮してしまうのだが、「日本一レベル」でなくても良いのだ。自分が「心を込めてやってきた」と言えるものがあれば、それで充分。
あとは、伝え方を身につけるだけだ。
今回は、その伝え方で、身につけて欲しい4つのポイントを見て行こう。
きみだけしか書けないESを書くための参考にして欲しい。