感動小説『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』の著者が、voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」から、とっておきのアドバイス。心がスッと軽くなる“言葉の精神安定剤”で気分はスッキリ、今日がラクになる!

精神科医が教える嫌な相手に振り回されない方法イラスト:カツヤマケイコ

他人を攻撃する人の事情とは?

きょうのひとことは、
「他人を攻撃せずにいられない人の心理を考える」

「なんでこんなことするの」「なんでこんなこと言うの」というような言動が繰り返された挙句、その相手のことを嫌になってしまうことがあります。

「また同じようなことをされるんじゃないか」と心配になって、顔を合わせるのも嫌になったり、相手に振り回されてしまう……。

こうした状況を少しでも改善するには、どうしたらよいのでしょうか?

いちばんよい方法というのは、ひとつ高い位置に立って俯瞰してみて、「嫌な言動する人にも、それなりの事情があるんじゃないか」と考えてみることです。

つまり、相手がなんらかのストレスや問題に突き当たったとき、自分に嫌な言動をするとうまくいくと間違った学習をした結果、自分に嫌な言動をしてきたのかもしれない。

そう考えてみると、相手が嫌な言動をするのは、その人なりの事情があるのかもしれないと思えたりします。

そうすると、相手に対する考え方が、少しマシになるかもしれないということなんですね。

いちばんやってはいけないのは、目の前の相手に対峙して、相手の言動をまともに受け止め、自分の身に当てはめて考えてしまうことです。

嫌な言動を繰り返して自分に攻撃してきたときに「自分が悪いんだろうか」「どうしたら怒られないだろうか」などと、一対一の関係で受け止めてしまうと、疲弊してしまいます。

まともに受け止める必要はないのです。

「この人は怒りっぽくて嫌なことを言ってくるけれど、こういう嫌な言動をしたり八つ当たりしたりすると、自分自身の問題が解消されるのだと、間違った学習をしているのだろう」

そんなふうに考えてみると、嫌な言動の受け止め方がだいぶ違ってきます。

このように、第三者の目で俯瞰して相手を見てあげることで、嫌な人に振り回されないようになると思います。

きょうのひとことは、
「他人を攻撃せずにいられない人の心理を考える」
でした。

参考になったかしら?