クラブの最下点は、構えたときのグリップエンドの真下です。そこよりも左側にボールを置くこと、言い換えると、ボールの後ろ側にグリップエンドをセットすることによって、アッパー軌道をつくり出せるわけです。

 アッパー軌道で打つことによって、インパクトでのロフト角が大きくなります。サンドウエッジ(SW)のロフト角が56度だとすると、60度くらいになるので、打球はいつもより飛ばなくなります。そのぶん、振り幅を大きくする必要があります。

【第26回】アマチュアゴルファーのお悩み解決セミナー<br />Lesson26「ラフに浮いている球は打ち込まずにアッパー軌道で打つ」
インパクト以降、クラブヘッドがグリップエンドを追い越すように、SWのバンスを滑らせながらスウィングする

 また、ラフが深くなるほど、芝の抵抗が大きくなります。クラブヘッドが芝に負けないように、強くではなく、「大きく」振ることがコツ。バンスを地面に当てるイメージで大きくスウィングすると、芝の抵抗を減らすことができます。

(取材・文/小山俊正)